リブロースの部位｜特徴や美味しい食べ方、他の部位との違いを解説
このページでは、リブロースの部位について詳細に解説しています。
- リブロースってどんな部位なんだろう？
- リブロースと他の部位との違いって何？
- リブロースを美味しく食べられる料理が知りたい
- リブロースはどれくらいで買えるの？
- リブロースのおすすめ通販サイトはどこ？
というあなたのお力になれれば嬉しいです。
リブロースってどんな部位？
最近ではステーキ屋や焼肉屋などリブロースを提供しているお店は多く、見かけたことがある方はいらっしゃるかと思います。
ではそんなリブロースはどんな部位なのでしょうか。
そこでまずは、リブロースの部位の特徴を解説していきます！
リブロースはどこにある部位なの？
なかでも背中側に近く、サーロインにつながっている部位です。
また取り出されたお肉は分厚く、味が良いことから人気があり、高い価値が付くことでも知られています。
リブロースの語源・意味
リブロースは英語で書くと、「Rib Roast」。
- Rib(リブ)は肋骨、あばら骨
- Roast(ロースト)は焼く、あぶる
という意味の単語です。
つまりリブロースはあばら骨付近から取れ、焼いたりあぶったりして食べるのに適している肉を意味します。
リブロースの味と食感
リブロースは脂肪が多く、霜降りになりやすいという特徴があります。
とはいってもサーロインよりは脂が少なく、肉質はきめ細かく柔らか。
噛むとお肉らしい食感をかんじることもできます。
またお肉の旨味と脂の甘味、肉らしい食感をバランスよく楽しめるので、料理の素材として幅広く使えます。
リブロースを美味しく食べられる料理
リブロースは
- すき焼き
- しゃぶしゃぶ
など薄切りでも美味しく食べられますが、でも個人的には厚切りを使った
- ステーキ
にして食べるのがおすすめします。
リブロースの濃厚な脂の甘みと肉の旨味、そしてお肉そのものの風味を贅沢に楽しめるからです！
もしお酒と一緒に食べるなら、白ワイン、もしくは軽めの赤ワインが良いでしょう。
実際に外食でリブロースを選ぶ方は多く、ツイッターで調べてみてもリブロースに関するつぶやきはたくさん見られます。
神戸牛のリブロース投入！ pic.twitter.com/PXUEsTPQ74
— ジョビアーレ (@gioviale3) 2017年12月30日
みゆたん…神戸牛のリブロースだよ… pic.twitter.com/1yuQLzVhab
— ノブヒ (@extensionflat) 2018年11月10日
神戸牛のリブロース
— タックソ (@takkuso_) 2019年3月11日
上手いぃぃぃぃ pic.twitter.com/7K2gAZI0qE
上記ツイートはほんの一部です。
ほとんどの方がレストランや焼肉屋へ食べに行っているようですが、贈り物でもらった、家族で食べるために買ったという方もおられます。
いずれにしてもたくさんの方が美味しい、柔らかいといった声を上げていて、とても満足されていることが分かります。
当サイトでは別ページにて高級牛肉を使った料理のレシピや調理方法を解説しています。
- ステーキやローストビーフの美味しく焼く方法を知りたい
- 関東風・関西風のすき焼きってどうやって作るの？
という方は、ぜひ参考にしてみてください。
リブロースはさらに3つに分けられる
リブロースは厳密にいうと
- リブロース芯
- リブカブリ
- マキ
の3つの部位に分けることができます
肉の専門店や焼肉屋などお店によっては分割後の部位を扱っていることもありますが、分ける際にスジや脂を削ぎ落とすため、精肉後のお肉の量が減ってしまいまた手間もかかります。
そのため一般的には分割せずに1つの肉として扱います。
「もともと一つの塊だから同じような部位なんじゃないの？」
と思うかもしれませんが、細かく見ていくと違いがあったります。
そこで以下では、リブロース芯、リブカブリ、マキの特徴を掘り下げて解説していきます！
リブロース芯
リブロースの中心部分で、きめ細かく肉質に、柔らかい、とろけるような口当たりが特徴です。
サシがキレイで脂が甘く、見た目も美しいです。
ただ取り出そうとすると手間がかかるのと、お肉の量が減ってしまうので、そういった意味では贅沢な部位と言えます。
食べ方はステーキや焼肉、すき焼きなんにでも合います。
リブカブリ
リブロース芯の上にかぶさるようにして位置しています。
サシが多く入っていて、特にランクが高い牛のリブカブリは、肉の赤みよりサシの白が目立つほどです。
そのためこってりとした濃厚な味わいが特徴になってますが、脂の質が合わないとしつこく感じるかもしれません。
焼き方としてはじわじわと火を通して余分な脂を落とし、ポン酢やワサビ醤油などにつけてさっぱりといただくのがおすすめです。
マキ
リブロース芯の横にあり、芯を巻き込むように位置しています。
リブロース芯・リブカブリと同じく肉質は柔らかく、サシが強く入っていて、ジューシーで濃厚な味わいです。
ただきめはやや荒く、歯を入れると肉の繊維が感じられます。
それが悪いというわけでなく、むしろ高レベルな旨味と食感が同時に味わえるオトクさになっています。
リブロースと他の部位との違い
さてここまでは、リブロースとはどんな部位なのか、その特徴をお伝えしてきました。
リブロースはかんたんに言うと
- 脂の甘味
- 肉らしいの旨味
- 柔らかくも肉らしい食感
がバランスよく揃った部位、ということでしたね。
牛肉には様々な部位があり、それぞれに多彩な特徴を持っています。
そこで気になるのが、リブロースは他の部位と比べてどういった違いがあるのか、でしょう。
ということで次は、リブロースと良く比較される部位を取り上げてその違いを見ていこうと思います。
リブロースとサーロインの違い
リブロースとサーロインは互いにつながっている部位です。
そのためサシが強く脂の甘みが濃厚、きめの細かい肉質、食べ方としてもステーキやすき焼きが人気といった近しい特徴をもっています。
とはいえ全く同じわけではありません。
リブロースはサーロインと比べ脂は少なめ、柔らかくも肉らしい食感があります。
それに対してジューシーな脂たっぷりのサーロインは口当たり滑らかで食べやすく、雑味がありません。
値段はほぼ同じくらいか、若干サーロインが高いくらいなので
- 脂の甘みと肉の旨味、お肉の食感のバランス重視ならリブロース
- 口のなかでとろけるような食感とリッチな味わいならサーロイン
という感じで選び分けると良いでしょう。
リブロースと肩ロースの違い
肩ロースはサーロインと同じく、リブロースと互いに連結しています。
そのためどちらもお肉の質、脂の質が良く、バランスよくキレイな霜降りが入るなど肉質はよく似ています。
ただ肩ロースはリブロースと比べると、サシが弱め。
リブロースが厚くカットしたステーキやローストビーフにすると特に美味しく食べられるのに対して、肩ロースは薄切りにしてすき焼きやしゃぶしゃぶにしたが味わいを楽しめます。
なので
- お肉をがっつり味わいたいならリブロース
- 野菜など他の具材も一緒に楽しみたいなら肩ロース
という風に選ぶと良いかと思います。
リブロースとヒレの違い
リブロースもヒレも牛の背中から腰にかけてのロインという同じ部分に位置してますが、リブロースは背中寄り、ヒレは腰の奥、脊椎の下側にあります。
サシが強めに入るリブロースに対して、ヒレはサシの弱い赤身肉でさっぱりしたクセのない味わい。
またほとんど動かすことのない部位なので赤身でもとても柔らかいのが特徴。
このように肉質、味わいともにはっきりとした違いのあるリブロースとヒレですが、食べ方はどちらもお肉の風味がしっかり感じられるステーキが合うという共通点があります。
- ある程度は脂の甘みも欲しいという方はリブロース
- 濃厚な肉の味、赤身を柔らかくいただきたいならヒレ
にするのがおすすめです。
リブロースとザブトンの違い
肩ロースの下側に位置する部位です。
ザブトンは非常にサシが強く、霜降りが細かくびっしりと入っているため濃い脂の甘味が特徴。
リブロースもサシは強めですが、さらにその上をいくイメージですね。
また口のなかで溶けていくような食感と、鼻に抜ける上品な香りを持っています。
食べ方としては、薄めにカットして焼肉にするのがおすすめ。
そのため
- 少し歯ごたえがあったほうがいいならリブロース
- 口のなかでとろけるようなお肉ならザブトン
が良いでしょう。
リブロースの値段を調べてみた！
リブロースは高値が付きやすい部位ですが、輸入牛であれば100gあたり360円ほどから手に入れることができます。
お安く購入できるのはいいですが、輸入牛は赤身が多いなので和牛のような脂と肉の旨味の合わさった深みのある味にはなりません。
じゃあ和牛のリブロースの値段はどうなのでしょう？
ここでは、国内外で高い知名度と人気のある松阪牛、神戸牛、また三田和牛の価格を調べて表にまとめてみました。
松阪牛、神戸牛、三田和牛のリブロースの値段
| 松阪牛 | 神戸牛 | 三田和牛 | |
|---|---|---|---|
| 100g | 7,000円 | 5,000円 | 1,250円 |
| 200g | 14,000円 | 10,000円 | 2,500円 |
| 300g | 21,000円 | 15,000円 | 3,750円 |
| 400g | 28,000円 | 20,000円 | 5,000円 |
| 500g | 35,000円 | 25,000円 | 6,250円 |
| 800g | 56,000円 | 40,000円 | 10,000円 |
| 1kg | 70,000円 | 50,000円 | 12,500円 |
※お店によって扱っているお肉の質は異なり、それによって値段も変わってきます。一例として参考にしていただければ幸いです。
なかなかお値段が張りますね（汗）
ブランド牛のリブロースということもありますが、肉質が良くて人気のあるロインに位置しているのも、高価になっている要因です。
ではリブロースの値段は他の部位と比べると、どうなのでしょうか？
リブロースとサーロイン・ランプの値段を比べてみた！
| リブロース | サーロイン | ランプ | |
|---|---|---|---|
| 松阪牛 | 7,000円 | 7,666円 | 6,500円 |
| 神戸牛 | 5,000円 | 5,800円 | 2,900円 |
| 三田和牛 | 1,250円 | 1,360円 | 850円 |
※100gあたり
リブロースと同じくロインに位置するサーロインの値段を比べると、リブロースのほうが約10%ほど安くなっています。
個人的にサーロインのほうがはっきりと高価なイメージがあったので、意外とそんなに差がないことに少し驚きました。
一方、リブロースとももにある部位「ランプ」を比べると、リブロースのほうが約30%高くなっています。
ランプも赤身肉としては人気が高くファンの多い部位ですが、リブロースと比べるとお安く購入できるんですね。
これは日本では赤身肉よりも霜降り肉のほうが高く評価されることから、このような値段の差があらわれているのだと考えられます。
まとめると、リブロースの値段は
- 同じく高級部位のサーロインよりも約10%安い
- ももの人気部位ランプと比べると約30%高い
という結果になりました。
高価とは言っても飛び抜けているわけではなく、でもリーズナブルな部位と比べるとやや高い、という感じですね。
さてそれでは、これらブランド和牛のリブロースはどこで買うことができるでしょうか。
次はその点をお伝えしていきます！
リブロースが買えるおすすめ通販サイトを紹介！
それではさっそく、ブランド和牛のリブロースを購入できるおすすめの通販サイトを紹介していきます。
ここでは
- 扱っているお肉の質
- 持っている精肉の技術
- 対応や発送の丁寧さ
を基準に、お肉を専門に扱うお店が運営する通販サイトをピックアップしています。
特選松阪牛やまと
特徴
牛肉の格付けのなかで最高ランクのA5、かつその中からベテランスタッフが目利きで厳選した松阪牛のみを販売しています。
リブロースは
- すき焼き用
- しゃぶしゃぶ用
- ステーキ用
が用意されています。
また実際に利用した方の口コミをみても、対応は非常に丁寧で迅速という声が多く見られます。
松阪牛のリブロースを買うならこちらが一押しです！
神戸ぐりる工房
特徴
A5ランクの神戸牛のみを取り扱っているお店。
お肉の仕入れは評価の高い牧場から、熟練の職人さんの目利きで行っています。
- すき焼き用
- しゃぶしゃぶ用
- ステーキ用
- 焼き肉用
のリブロースが取り揃えられており、またカットにもこだわっているので、それぞれ最高の状態で食べられます。
神戸牛のリブロースをがっつり楽しみたいなら、こちらがおすすめです。
ミートマイチク
特徴
三田和牛のほか但馬牛などを販売しているお店。
リブロースは三田和牛のみの取り扱いで
- すき焼き用
- しゃぶしゃぶ用
- ステーキ用
- 焼き肉用
が販売されています。
三田和牛は他のブランド牛と比べると安価なので、良質なリブロースを食べてみたいけど予算はあまりない…
という方は、こちらがいいかもしれません。
まとめ
このページでは、リブロースの部位について詳しく解説してきました。
まとめると
- 背中から腰のロインに位置する
- 肉らしい食感と旨味、脂の甘みをあわせ持つ
- 厳密にはリブロース芯、リブカブリ、マキに分かれる
- 薄切りでも厚切りでも美味しい
- おすすめは厚切りのステーキ・ローストビーフ
- カロリーと脂質は高め
- 人気があり値段は高め
という感じです。
リブロースが位置する、ロインには他にもサーロイン、ヒレなど高級部位が揃っていますが、リブロースの持つ肉らしい食感と旨味・甘み・香りのバランスはそれらに負けない魅力があります。
牛肉ならではの肉々しさはもちろん、脂の濃厚さも捨てがたい…
という方は、ぜひ試してみてください！
このサイトでは
当サイトでは、ブランド牛のリブロースを安心して購入できるネット通販サイトをランキング形式で紹介しています。
- もっといろいろなお店を見てみたい
- 他のブランド牛のリブロースも見てみたい
という方は、ぜひご覧になっていってください！
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