肩ロースの部位|特徴や食べ方、値段、オトクな通販も紹介します!
このページは、肩ロースの部位について詳しく解説しています。
- 肩ロースってどういう特徴があるの?
- 肩ロースと他の部位の違いってなに?
- 肩ロースの美味しい食べ方やカロリーが知りたい
- 肩ロースっていくら位で売ってるの?
- ブランド牛の肩ロースをオトクに買えるお店を知りたい
という方の参考になれば嬉しいです。
肩ロースの部位を解説!
ではさっそく肩ロースの部位を解説しています!
ここでは、肩ロースが
- どこのある部位なのか
- どんな味わいや食感があるのか
- 美味しい食べ方はなんなのか
- どれくらいの成分が含まれているのか
を一つずつ見ていこうと思います。
肩ロースはどこにある部位?
肩ロースはうしの前半身の首寄り、「まえ」と呼ばれる部分から取れる部位。
「まえ」には肩ロースの他にも、かたや肩バラといった部位がありますが、肩ロースはそれらの中で最も首の近くに位置しています。
ちなみにロースというのは、牛の背中側のお肉全般のことを指します。
つまり肩ロースというのは、肩付近のロースのことを意味しています。
肩ロースの味わい・食感
肩ロースの味わい・食感の特徴には
- 肉質、脂の質ともに良い
- お肉の風味と脂の甘みが両方味わえる
- 少し歯ごたえのある食感
などが上げられます。
噛みしめるとお肉らしい食感があり、ほどよい脂に肉の旨味も感じられるバランスの取れた部位なんですね。
また一般的には「肩ロース」として売られていることが多いですが、焼肉店などではザブトン、肩芯と2つの部位に分けて提供されることもあります。
そこで以下では
- ザブトン
- 肩芯
の特徴をそれぞれ解説しておきます。
肩芯の特徴
肩ロース上部に位置し、リブロースにつながっている部位。
ロースの中では首に一番近い部位でもあります。
噛むとちょっとスジを感じる食感ですが、舌触りは滑らかで適度なサシが入っています。
またお値段がリブロースやサーロインと比べてリーズナブルなのも特徴です。
ザブトンの特徴
肩芯の下に位置する、あばら骨の近くの部位です。
細かく均一にサシが入っており、脂の甘味、繊細な香り、濃厚な旨味があります。
一方、食感は他のロース部位と比べると少し弾力が感じられます。
そのため薄切りにして食べると美味しく、焼肉屋では人気メニューとして知られています。
また独特な名前ですが由来は意外と単純で、切り出したときの形状が四角く座布団に似ていることからザブトンと呼ばれています。
肩ロースの美味しい食べ方
私がおすすめする肩ロースの美味しい食べ方は
- すき焼き
- しゃぶしゃぶ
- 焼肉
の3つです。
すでにお伝えしてきたとおり、肩ロースは少し歯ごたえのある部位です。
なので基本的には薄切りにするとストレスなく美味しく食べることができます。
そのため、スライスされたお肉を使うすき焼き・しゃぶしゃぶ、また薄めにカットされる焼肉がおすすめというわけです。
ただ、すき焼き・しゃぶしゃぶ・焼肉以外の食べ方が悪いのではありません。
肉々しさを味わいたいのであれば厚切りのステーキやブロック肉を使ったローストビーフもいいですし、切り落とし肉なら牛丼にしても美味しく食べられます。
あくまで肩ロースの特徴を最大限に活かした食べ方が、すき焼き、しゃぶしゃぶ、焼肉ということですね!
肩ロースの成分を解説
肩ロースの成分を表にまとめると以下のうようになります。
肩ロースの成分
カロリー | 403kcal |
---|---|
タンパク質 | 14g |
脂質 | 36.5g |
炭水化物 | 0.2g |
※100gあたり
肩ロースはサシも比較的入りやすい部位なので、その分脂質とカロリーがそれなりにあります。
ただこれだけだと、他の部位と比べて高いのか低いのかが分からないかと思いますので、リブロースとランプの成分と比べてみましょう!
肩ロース、リブロース、ランプの成分を比べてみた
肩ロース | サーロイン | ランプ | |
---|---|---|---|
カロリー | 403kcal | 456kcal | 318kcal |
タンパク質 | 14g | 12.9g | 16g |
脂質 | 36.5g | 42.5g | 26.4g |
炭水化物 | 0.2g | 0.3g | 0.4g |
※和牛、皮下脂肪なし、100gあたり
肩ロースのカロリーは皮下脂肪なしで403kcal。
サシの強いサーロインが皮下脂肪なしで456kcalなので、牛肉の中でもカロリーは高いほう言っていいでしょう。
一方ももに位置するランプは318kcalと、肩ロースよりも約22%低くなっています。
また脂質も1/3以下なので、もし
- 太るのが気になる
- 今はダイエット中
というのであれば、肩ロースは避けてランプなど赤身の部位を選んだほうがいいかもしれません。
肩ロースと他の部位にはどんな違いがある?
それでは、肩ロースと他の部位にはどのような違いがあるのでしょうか?
ここでは
- リブロース
- もも
- ヒレ
を例にして特徴を比べていきます。
肩ロースとリブロースの違い
リブロースは背中から腰にかけてのロインと呼ばれる部位です。
脂が適度に入り、ちょっと噛みごたえのある肩ロースと比べ、リブロースの方は脂が多く、柔らかいのが特徴。
またロインは牛肉のなかで一番価値があり高値が付くため、値段的には肩ロースのほうがお安くなっています。
そのため肩ロースとリブロース、どちらかを選ぶのであれば、
- コスパの良さなら肩ロース
- 脂たっぷりのジューシーなお肉ならリブロース
という感じになります。
肩ロースとももの違い
ももはおしりからふとももにかけての位置し、弾力と噛みごたえのある部分です。
ももから取れる肉はたくさんありますが、なかでもランイチ(ランプとイチボ)は人気が高くご存知の方も多いのではないかと思います。
程よいサシと肉の味がバランス良く整っている肩ロースと比べて、ももはさしが少なく赤身が強い、あっさりした部位です。
なので
- 脂の甘み肉の味のバランスを重視したいなら肩ロース
- あっさり、ヘルシーに食べたい方はもも
が良いでしょう。
肩ロースとヒレの違い
ヒレは腰のあたりに位置している部位。
やや歯ごたえのある肩ロースと比べて、ヒレは牛肉のなかでもトップクラスの柔らかさを持っています。
サシが少なくさっぱり系という点ではももと似てますが、肉汁はたっぷりと詰まっているので濃厚な肉の味わいがあります。
そのため
- 噛みごたえのある部位がいいなら肩ロース
- 柔らかく肉の味が濃い部位ならヒレ
を選ぶといいかと思います。
肩ロースはどれくらいの値段で売ってる?
※300gあたり
ひとことで肩ロースといっても、牛によって値段は大きく異なります。
例えばスーパーでよく見かけるすき焼き用の輸入牛だと300gで800円ほど。
一方で和牛、とくにブランド牛やA5ランクの黒毛和牛はかなりの高値になります。
以下では
- 松阪牛
- 神戸牛
- 近江牛
- A5黒毛和牛(牝牛)
を例に、肉専門店が運営する通販サイトで調べた結果を見ていこうと思います。
松阪牛・神戸牛・近江牛の肩ロースの値段
松阪牛 | 神戸牛 | 米沢牛 | |
---|---|---|---|
100g | 4,333円 | 2,700円 | 2,822円 |
200g | 8,666円 | 5,400円 | 5,644円 |
300g | 13,000円 | 8,100円 | 8,466円 |
400g | 17,332円 | 10,800円 | 11,290円 |
500g | 20,000円 | 13,095円 | 14,110円 |
1kg | 43,330円 | 24,300円 | 28,220円 |
松阪牛が飛び抜けて高いのは、A5等級のなかでも特に質の高い松阪牛を扱ってるお店で調べたためです。
人によって感じ方は違うかと思いますが、個人的にはブランド牛で、かつランクの高い牛の割には意外とリーズナブルだと感じました。
ボーナスが出たときなんかは、自分へのご褒美に食べてもいいかな、と思えますね(笑)
さて、では肩ロースは他の部位と比べてどれくらいの価格差があるのでしょうか?
肩ロースと他の部位の値段を比べてみた
松阪牛 | 神戸牛 | 米沢牛 | |
---|---|---|---|
肩ロース | 4,333円 | 2,700円 | 2,822円 |
リブロース | 7,000円 | 4,900円 | 3,842円 |
ランプ | 5,500円 | 2,900円 | 2,125円 |
※100gあたり
肩ロースとリブロースの値段を比べると、肩ロースのほうが平均して約37%ほど安い感じです。
またランプと比べると肩ロースが7%ほど安くなっており、ほとんど値段の差はありませんでした。
ランプも比較的リーズナブルな部位ですが、肩ロースはそれよりもやや安く販売されているんですね。
以上から肩ロースは、牛肉の部位のなかでもかなり安価に買うことができる部位だということが分かります。
そのため、特に
- お安く高級な牛肉を食べてみたい
- 贈り物がしたいけどできるだけ予算を抑えたい
といった方におすすめできます!
さてそれでは、松阪牛、神戸牛、米沢牛の肩ロースはどこで通販できるのでしょう。
次は私おすすめの通販サイトを紹介していきます!
肩ロースの購入におすすめの通販サイトを紹介
それではさっそく、松阪牛、神戸牛、米沢牛の肩ロースを通販できるサイトを見ていきましょう!
ここでは、
- 商品の品質が高さ
- 品揃えの多さ
- サービスや対応の良さ
と3つのポイントを基準にピックアップした、私のおすすめサイトを紹介していきます!
特選松阪牛やまと
特徴
最高ランクA5のなかから更に高品質な松阪牛を選りすぐって販売している、松阪牛の専門店です。
- すき焼き用
- しゃぶしゃぶ用
の肩ロースを取り扱っており、
- 肩ロースともも
- 肩ロースとリブロース
を食べ比べができるセットが用意されているなど、品揃えのバリエーションが豊富なのが特徴です。
またすき焼き用には素材や配合にこだわった松阪牛専用のわりしたも付くので、最高の状態で味わうことができます。
松阪牛の肩ロースを注文するなら、断然こちらがおすすめです。
神戸ぐりる工房
特徴
A5ランクの神戸牛を専門に扱っているお店です。
肩ロースは
- すき焼き用
- しゃぶしゃぶ用
- 焼肉用
の取り扱いがあります。
有料ですが、桐箱や風呂敷、手提げ袋を付けることもできるので、見た目に高級感を持たせたい場合にぴったりです。
自分で食べるのはもちろん、贈り物に神戸牛をお考えならこちらの利用がいいでしょう。
肉贈
特徴
米沢牛、A5黒毛和牛など高級牛肉を幅広く扱っているお店です。
ギフト商品の取り扱いが多いですが、もちろん自分用に注文しても問題ありません。
なかでも米沢牛の取り揃えが充実しており、肩ロースは
- すき焼き用
- しゃぶしゃぶ用
が販売されています。
また牧場のある山形県米沢市からの産地直送なので、鮮度の高さも魅力です。
米沢牛はもちろん、いろいろなブランド牛のなかから肩ロースを選びたい、という方はこちらが良いかと思います。
【Q&A】肩ロースの部位のよくある質問
肩ロースはロースの一部で、肩ロース、リブロース、サーロインなど背中側全体につけられている名前の総称として使われている呼び名です。
ちなみに、2010年の消費者庁による行政指導が行われるまでは、焼肉業界で赤身であっさり系のお肉のことをロースと呼んでました。
背中側の肉ではないランプやもも肉も、場合によってはロースの名前が使われていたんですね。
でも指導が入ってからはももロースなど本来の部位を含めるか、注意書きを添えるようになっています。
肩ロースに限らず、お肉を柔らかくするには大きく3つの方法があります。
1つ目は食物に含まれる酵素を利用する方法。
野菜やフルーツ、乳製品の中には、タンパク質を分解すしてお肉を柔らかくする、プロテアーゼという酵素が含まれているものがあります。
例えば玉ねぎやパイナップル、キウイ、塩麹、ヨーグルトなどですね。
こういった食物に漬け込むことで、お肉を柔らかくすることができます。
二つ目は、硬さの原因の一つであるスジを切る方法。
これについては簡単で、ミートハンマーなどの道具を使ってお肉を叩くだけです。
最後は、ビールやコーラなどの炭酸入り飲料を使う方法。
酸性の炭酸水にお肉をつけると、タンパク質に影響を与え、肉の繊維をほつれさせます。
これによってお肉の食感が柔らかくすることができます。
以上大きく3つの方法がありますので、お肉を柔らかくしたいときはぜひ試してみて下さい!
まとめ
ここまで肩ロースの部位について、特徴や他の部位との違い、成分や値段の解説、またオトクに通販できるお店などを紹介してきました。
まとめると
- 肩ロースは肉の味と脂のバランス取れた少し噛みごたえのある部位
- 肩ロースは肩芯とザブトンに分けられる
- 肩ロースを使ったおすすめ料理は、すき焼き、しゃぶしゃぶ、焼肉
- 肩ロースのカロリーはやや高い
- 肩ロースは他の部位と比べてリーズナブル
という感じです。
肩ロースは肉質・味ともに良く、お肉の味と脂の甘味を両方味わえ、さらに値段的にもリーズナブルなコスパの高い部位です。
そのため基本的に高価なブランド牛でも、肩ロースであれば比較的お安く手に入れることができます。
誕生日だからお高めの牛肉でお祝いしたい、季節の贈り物にブランド牛を贈りたいといったときの選択肢としてぜひ検討してみてください!
当サイトでは、別ページにてブランド牛の肩ロースが買える人気通販サイトをランキング形式で紹介しています。
- ブランド牛の肩ロースを取り寄せたい!
- 肩ロース以外の部位も見てみたい!
という方は、ぜひこちらもご覧になっていってください。