第26回仙台牛の集い開催!詳細や開催の目的を分かりやすく解説
2019年1月28日仙台市青葉区の江陽グランドホテルで第26回仙台牛の集いが開催されました。
仙台牛の生産者や流通・販売関係者ら約380人が集まり、講演会や表彰式、主催である設立40周年を迎えた仙台牛銘柄推進協議会の取り組みを振り返るスライド上映が行われました。
表彰式では仙台牛の生産や販売、ブランド力強化に貢献した企業や組織が受賞し、感謝状と盾が授与されます。
また特別賞味会も催され、仙台牛のステーキやしゃぶしゃぶ、ローストビーフなどが振る舞われました。
ニュースからは仙台牛で商売をする人が中心に集まる交流会みたいなもの、ということが分かりますね。
では、そうだとして一体なにを目的に開催されているのでしょうか。
以下では
- 「仙台牛」の集いについての詳細
- SNSの反応
を詳しく見ていきましょう。
「仙台牛」の集いの目的は?
「仙台牛」の集いを主催する仙台牛銘柄推進協議会は、仙台牛の普及や販売を促し、販売店や生産者の経営を安定させることを目指す組織です。
取り組みとしては、ステッカーやポスター、パンフレットなどグッズの作成・配布、イベントや共進会の開催などを行っています。
つまり「仙台牛」の集いは、仙台牛銘柄推進協議会の活動の一環として仙台牛の販売促進のために開催されているわけですね。
開催地は、大きく仙台と東京の2箇所があり、東京開催のほうは「仙台牛」の集い in tokyoとして別枠扱いとなっており、2018年時点で18回行われています。
仙台、東京それぞれで毎年1回行われているので、仙台では26年前、東京では18年前から開催されているということですね。
過去に過去に行われた「仙台牛」の集い
では過去に行われた「仙台牛」の集いには、どういった傾向があるのでしょうか。
参加人数はおおよそ200から400名ほどで、内容は基本的に
- 講演会
- 販路拡大と銘柄の確立に寄与した企業への表彰式
- 仙台牛など宮城県産の食材を使った料理の賞味会
- お楽しみ抽選会
という感じになっています。
といっても毎回同じわけではなく、例えば2016年の「仙台牛」の集い in tokyoでは第11回全国和牛能力共進会宮城大会をPRのため、歌手のティーナ・カリーナさんのライブステージや、ゆるキャラの牛政宗くんによるPRなどが行われています。
なにかPRすべきことがある場合は、特別な催しが追加で企画されるという感じですね。
いずれにしても仙台牛をさらにメジャーにし、より売れるようにするという一貫した目的のもと開催されてきています。
では、実際に「仙台牛」の集いに参加した人はどういった感想を持っているのでしょうか。
以下ではその声を一部紹介します。
SNSの反応
【仙台牛の集い】
— 焼肉 幸楽 (@info25095637) 2016年12月2日
12月1日に仙台市で、仙台牛の集いが開催されました!!
仙台牛に関係者が集まり、表彰や懇談会が行われました。
幸楽も参加し、たくさんの話を聞き情報交換してきました。
すごく貴重な体験でした。
一人でも多くの方に仙台牛を食べて知って頂きたいです!!
実は・・・おととい、東京で「仙台牛の集い in Tokyo」っていう催しがあって参加者のみなさんのお出迎えをしたんだモ〜!今年度はじめてのお外でのお仕事うれしかったモ〜! #牛政宗 pic.twitter.com/Zwe69rsXLV
— 牛政宗くんのつぶやき【公式アカウント】 (@ushimasamunekun) 2018年6月8日
今日は『「仙台牛」の集い in Tokyo』で歌わせていただきました??
— ティーナ・カリーナ (@Tiina_Kariina) 2016年6月7日
仙台牛と宮城の魅力を発信!!
牛政宗くんかわいかったです??
ありがとうございました?#仙台牛 pic.twitter.com/rrMVNCPuUk
参加者は交流による業界内の濃い情報の交換を行い、またそれにより仙台牛を盛り上げていくモチベーションも高まっているようです。
自分ひとりで商売をしていると、どうしても視野が狭くなりがちになってしまうと思うので、年に1回でもこういった機会があるというのは地味ですが良いことですね。
またゆるキャラの牛政宗くん、ライブステージを行ったティーナ・カリーナさんも感想を寄せています。
こうして知名度のある有名人を呼ぶことで話題を作り、会自体の認知を高めつつ、仙台牛を世に広めていくのも有効なのではないかと思います。
まとめ
このページでは、1月28日に行われた「仙台牛」の集いに関するニュース、また「仙台牛」の集いの詳細について伝えしてきました。
2018年末にいよいよTPPが発効されました。
これにより牛肉の関税が引き下げられ、海外産の牛肉はこれまでよりも安くなり、お肉を選ぶ際の選択肢としてさらに存在感が強くなっていきそうです。
仙台牛を含めた和牛はこの強力なライバルに対抗するため、いままでよりも一層生産・販売に工夫をしていかなければなりません。
「仙台牛」の集いがそうした工夫のヒントになる場として、今後も継続して開催されていくことを望みます。
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